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近頃、プロ野球のピッチャーを見ていると
とてもカワイイ顔の選手がいる。
なんか女みたいだなあと、思ったりする。
じゃあ、
女子野球でちょっとゴツイ選手がいるいるとしよう。
なんか男みたいだなあと、思うにちがいない。
はじめから、プロ野球の選手が全員女だと頭の中にあれば、
最初にいったカワイイ顔の選手はどちらに見えるだろう。
見え方や感じ方は先入観によってえらく変わる。
アートイベントが安曇野であった。
高山、平湯などでちょっと寄り道をしながら、
ゆっくり行くために7時に出発。
10年で12万キロ走ってくれた
レガシイランカスターワゴンに乗り込み、
エアコンとオーディオのスイッチを入れれば、
そこは、外気温が35度を越そうが全く関係ない空間になる。
10年前の車でもこうだから、最新車種は極楽だろうね。
どこまで行っても1000円の高速道路を数時間走れば
気温25度の高原地帯だ。
こんなふうに快適が簡単に個人単位で手に入れば
温暖化ドウノコウノはとりあえず棚にあげて
とりあえず今日はマイカーで
快適に行こうということになる。
みんなで行けば電車より安いしね。
ひょっとすると、今走ってる高速道路の脇の畑で、
熱中症で倒れている人がいるかもしれないのに。
中古で手に入れたマツダロードスター。
これも10年12万キロを走った。
マニュアルだから忙しい。
幌だから暑くてやかましい。
長距離は150キロ位まで。
楽しいけど、快適ではない。
これくらいがちょうどいい。
あまり快適すぎると、
見えるものも見えなくなることがある。
この暑さで毎日死亡者が出ている。
自分の生活空間が極めて危険であるということ。
ブレードランナーか!
あまり高温になれていない日本人にとって
外出するのも命がけ。
よく考えると恐ろしい。
えらいことである。
ところが、街には一歩屋内に入ると、
上着が欲しいくらいエアコンがきいている空間が
いたるところにある。
中に入れば、とりあえずは猛暑も熱中症も関係ない。
だから、エアコンの放射熱もガンガン上がる。
いつかはこの悪循環を絶たないと外出警報なるものも出てくる。
そういえば、紫外線もそんなこと言われてたけど、
どうなったのかなあ。
これはもう個人ではなく、
国として対策を考えなければならない問題だ。
ところが秋になれば忘却の彼方。
揺れるススキに満月を眺めて
日本人に生まれてよかった。
と、酒をあおる。
旧知のフォトグラファー、
鈴木茂夫さんの写真展に行った。
ぼくは、大学を出てからここに2年間通った。
22から23歳。
今思えば、いちばん夢があった時期だったかもしれない。
どんなデザイナーにもなれると本気で思っていた。
今は夢がないって?そんなことないよ。
まだまだ明日について語れるぜ。
写真展では
この学校の入学案内のために撮影した写真を
プリントで展示されていた。
そこには、ぴちぴちの夢を持つ若者がいた。
こういう展覧会。
ありそうでなかった。
ような気がする。
おもしろい試みだと思う。
7月25日まで名古屋デザイナー学院ギャラリー。